2014年6月5日木曜日

[自分語り] Pay money To my Pain ( PTP ) というバンド④


見事PTPのグッズをゲットしてフェスの雰囲気の新鮮さも手伝ってメチャクチャ楽しんでいる、俺と天パめがね


コインロッカーを確保し、グッズを置いておく。ライブには邪魔だ

いよいよ人生初ライブ

グッズ購入直後の時間帯には俺が見たいものはなかったが、天パめがねは事前に目をつけていたバンドがあった

のでそれを見に行くことに

Tame Impala(テイム インパラ)というバンドがそれだった

私の人生初体験ライブだ

Tame Impalaが演るステージに行くと、観客が全然いない。人の縦の列が2列ないくらいの人数(わかりづらいか・・)

とにかく観客が少ない。ライブといわれ想像するそれと全く異なる光景。これはフェス特有(特有ってこともないが)、フェスによくある光景。フェスは知名度が低いバンドも大きなステージでというのはよくあるし、同じ時間帯の他のステージで人気者がやっていたりとか、とにかく観客が極端に少なくなることはフェスではままあることです

Tame Impalaも当時はまだデビュー音源を出す前だったらしく知名度が低かったのだろう。しかたのないことだ

しかしライブ初心者の私はこの光景に少しテンションが下がった

それでも生のライブというものにワクワクもした

そして始まった

そして思った










なにこれ?

音楽がどうのこうのではない

半端じゃない音量

というか普通に音割れていた

ハイゲインなサウンドも手伝って、はっきり言ってどんな音楽がなっているのかさっぱりだった(スピーカーの前あたりにいたのもよくなかったかもしれない)

私はCD(スタジオ音源)のように各パートが聴き分けられる感じのまま音がいいかんじに大きくなったようなものを想像していたので大変おどろいた

そしてTame Impalaをまったく知らないのでクソつまらなかった。頭の中にチケット代がよぎった(要するにチケット代が無駄になった気がした)くらいつまらなかった

なんかステージから一人降りてきてタンバリン、シャンシャンやったりしていたけど俺はキョトンとしたままだった

周りの客は微笑ましそうにしていたが、盛り上ってはいなかった

やはり思ったより全然楽しくないぞ・・・これから大丈夫なのか・・高いチケット代は報われるのか・・?

キョトンとそしてこれから楽しめるのかという不安を持ったまま終わった

終わったあと、戸惑った私の様子を察してか(または、なにこれって口に出したか)天パめがねは「まぁこんなもんだよ」としたり顔で言った。そんときはそうなんだとか思ったが今思い出しても酷い音だった。ただフェスってセッティングの時間が限られていたり、音響がよくない会場でも平気でやったりするので、一概にバンドが悪いとは思わないがとにかく酷い音だった。

もしかしたら天パめがねも予想外の音に戸惑い、頭の中にチケット代がよぎったりしていたのかもしれない。だから俺を慰めながら自分も慰めていたのかも

よゆーで耳鳴りが始まったが天パめがねの慰め(「まぁこんなもんだよ」としたり顔でry)もあって次のバンドにすぐ切り替えた

次向かうバンドは俺が(一応)見たいバンドだった

そのバンドはFiveFingerDeathPunch(ファイブ・フィンガー・デス・パンチ)というバンド

とてもヘヴィで激しいメタルバンドだ

CDも持っていないしファンでもないがyoutubeでよさげだったので見に行った

さきほどと違いでかいステージでしかも観客はかなりたくさんいた

ライブが意外とつまらなかった、これから楽しめるのか?という不安は消えたが、周りの観客達の妙に高いテンションにこれからこの場で何が起きるのかが不安になった

FiveFingerDeathPunchのメンバー達が出てきた、まるで巨人だった

ムキムキマッチョのでかい男達が高いステージにどーんと立ってる様はメチャクチャかっこよかった

そして演奏開始。これまた大きな音だが、Tame Impalaとは異なり重低音が体に響き渡り心地よかった(*音の好みの違いもありますし、なによりもステージの設備などなどもろもろfivefingerのステージのほうがtame
 impalaより良いステージだったのでtame impalaが劣っているとかそんなことはまったくないです)

そんな心地よさもつかの間、周りの客が暴れ始めた

モッシュとういやつだ

人と人が押し合いピンボールのように人が飛び交いあい始めた

私は驚いたが一人だけその場にとどまってはかえって危ないと思い、私も人間ピンボールとなった

そのうち人と人が円をつくりぐるぐる回り始めた。サークルピットとよばれるものだ

なぜか調子に乗って私もサークル内へ

サークル内へ入ってみて分かったのだが、外見には混沌とした光景だが中では結構秩序が保たれていた

みな手の平を使い人をいい感じの力加減で押しだし、また手足をばたつかせたりする人は人が密集していないサークルの中央でそういうことをやっていたり、転んでしまった人がいたらすぐさま立たせるなりガードするなりしている人がいて感動した

途中ボーカルがこういったらこうしてくれみたいなことを英語でお願いしたけど、伝わってなくて気まずい空気になったこと以外満足のライブだった

ライブ終了後、朝から何も食べていなかった私は腹が減り、(量も質も)価格に見合わない何かを食べた

食事の後からPTPまでの時間帯に私が見たいものがないので、もうPTPがあるステージへ行ってPTPの時間まで(まだ3時間強ある、まじで馬鹿だ)待ってる天パめがねに言ったところ、天パめがねも初フェスで単独行動が不安だったのか(見たいものがあるのにもかかわらず)そうすると言った(別に一緒に待っていようとか言わなかったし)

フェス素人の2人で行くとこのような愚かなことをしてしまうのです、気をつけましょう3時間強何もしないで待機してるとかホント馬鹿だが、いかに私がPTPを待ち望んでいたかがわかるでしょう。ちなみに天パめがねもなんだかんだPTPがこの日で一番わくわくすると見る前に言っていた)

そんでずーと待ってた、特に何もせず

ちなみに待っている間PTPのボーカルKがスケートして遊んでるのが見れた

でもただ待つのも限界だったのでPTPの前のバンドのときに最前列に陣取ることにした(俗に言う地蔵というやつです。ファンでもないのに最前列にいて場所を確保する人たち。ブッキングマネジメントのセンスがないフェスでよくある光景ですがマナー違反です、絶対にやらないように

女がボーカルのバンドだったけど、正直毒にも薬にもならない音楽でPTPまでの時間が永遠に感じた

まぁなんとか終わって、いよいよ時が来た

PTPの出番だ

T$UYO$HIの三弦ベースが置かれている

そしてSEが流れた。SEはモンスターハンターポータブル2ndのテーマだった(PTPメンバーはモンハン好き。特にPABLO)

そしてメンバーが出てきた

このときのテンションは最高潮

さてどんなライブが繰り広げられられるのだろうか

今日はここまで

[自分語り] Pay money To my Pain ( PTP ) というバンド④ おしまい

2014年6月1日日曜日

[自分語り] Pay money To my Pain ( PTP ) というバンド③




[自分語り] Pay money To my Pain ( PTP ) というバンド②の続き


見たこともない激しいライブ動画を見て怖気づいた私だったが、興味は深まり、ますますはまっていった

やはりPTPのライブに行ってみたい・・・というい思いが芽生えていた

しかしハードなバンドはもちろん有名アーティストの大きなライブさえ行ったことのない高校生の私は、いきなりライブハウス、箱と呼ばれるようなところへ一人で行く決意もできぬまま高校三年になった

そんな私だったが高校三年でついにPTPのライブを見ることとなる

高校三年のクラスに軽音部でギターをやっている音楽好きの奴( 天パめがね )がいて席も近く共通の友達( オサレG-SHOCKつけ太郎 )も同じクラスにいたことからすぐに友達になった

友達になってからCDの貸し借りをして、PTPも貸したりした

PANTERA好きの天パめがねにも割りと好印象だったようで、いいねーなんて話していた

そんなある日PTPのHPを見ているとSUMMER SONIC09( サマーソニック2009 )に出演決定と記載されていた

SUMMER SONICを知らなかったのでとりあえずSUMMER SONICのHPに行くと、どうやらとても広い場所でたくさんのアーティストが集まってライブするフェスと呼ばれるイベントらしいことが分かった

狭いところ(ライブハウス)は怖いけど、広いところなら・・・!と私は思いました

しかし一人で行くのは・・・・あっ・・そうだ!と思い私は(記憶があいまいだが)後日、授業中の雑談の中で「PTPがさまーそにっく出るんだって」と天パめがねに言った

すると天パめがねは「おぉーサマソニ」と言っていて、サマソニを知ってた模様

私は半分本気半分冗談のような感じで「サマソニいかね?」と言ってみた

すると天パめがね「まじで?いくか!」と結構乗り気

天パめがねもフェスには行ったことないようで、お互いに話を進めていきながらテンションがあがっていってた

ということで私はSUMMER SONIC09に行くことになった

ちなみに初ライブでSUMMER SONICというのは・・・・はっきり言ってお勧めしません。後で書くけど私は痛い目あいました

09は三日間あって、一日目がMogwaiAphexTwin65DaysOfStaticとかいう役満そろってて(しかも同じステージ、マジ行きたいわクソ今だったら絶対一日目だけど、当時はぶっちゃけPTPにしか目がいってなかったのでPTPが出演する三日目に行くことに

PTPにしか目がいってなかったが、高い金を出しているので一応ほかの同日出演バンドをネットで調べた

なんとなくFiveFingerDeathPunchとかいうのとBringMeTheHorizonとかいうのとLimpBizkitこれはかろうじて名前だけ知っていた)あたりも見てみようと決めた(PTPフォロワー的には間違っていない選択だと今さら思う)

当日の朝早く駅で待ち合わせ、クソワクワクモードで出発

二人ともまず何が何でもグッズはゲットしたいねという感じだったと思う

俺はとにかくPTPのグッズが欲しかった。PTPはライブ会場でしかグッズを売らなかったのだ

不安と期待が入り混じりながら幕張メッセ到着

そこには地べたに死んだように横たわっている人達がたくさんいた。連日参加している人たちだ

これ見てうぉーすげーと二人で興奮してた

チケットをサマソニのニオイ(少し香料がついていて、俺はそのニオイを以後サマソニのニオイと呼んだ。ちなみに翌年のサマソニのリストバンドには香料がついていなかった)がついた入退場リストバンドに交換、装着した

開場時間はまだかと待ちながらPTPのグッズを買うことだけ考えた

そして開場。みな一斉にグッズ売り場へ走りまくる

早い時間から並んでた甲斐あってそんなに列が出来る前に並べた

しかしここで懸念していた事態が発生

PTPのグッズ売り場は幕張メッセのグッズ売り場ではなくマリンスタジアムのグッズ売り場だった
※SUMMUR SONICは幕張メッセと千葉マリンスタジアムの2つの会場をつかっておこなわれている。2つの会場は結構距離が離れている

私は並びながらPTPグッズがここにはないことを確認。ここではないどこかへ(マリンスタジアムに)行かなくては!しかしもう並んで結構前まできてしまっている!ここで離脱はもったいない・・!

とうとう買えるところまできた。店員のお姉さんの前へ。お姉さんは注文を待っている。しかしここには私が欲しいものがない。そんな俺の目に知っているバンド名が映った・・・!私はすかさず

「りんぷ・びずきっと(LimpBizkit)のマフラータオルください・・・・・」
と言った

というわけで人生初バンドアイテムはLimpBizkitのマフラータオルとなった

まぁ・・デザイン無難だし・・・いやかっこいいし嬉しい嬉しい

ではマリンスタジアムへ行かねば・・・・いや・・・・・一人で行くの・・迷子に・・怖い・・・※高3男子

なんでだよって思うかと思いますが私はこういう人間なのです・・・( 私を知っている人ならば分かるはず・・・ )

天パめがねを待たねば・・・やつはまだ並んでやがる・・ノロマめが・・・!PTPグッズなくなるんじゃないか・・・?てかマリンスタジアム行くのダルイな・・(結構遠い)

あっ・・!いいこと思いついた!

たしか天パめがねFACTのTシャツかっこいい、欲しいって言ってたな・・・

FACTのグッズは( 当時プッシュされてたのか )売り場が専用にあって並ぶ場所も他と別だった。(その専用の売り場自体は幕張メッセのグッズ売り場にある) ちなみにマキシマムザホルモンのグッズも同様だった。( つまり、幕張メッセのグッズ売り場には、いろんなアーティストのグッズを売っているゾーン( ←俺が並んでLimpBizkitのタオル買ったゾーン天パめがねもここに並び中 )とマキシマムザホルモンのグッズを売っているゾーンとFACTのグッズを売っているゾーンの3つがあった )

専用に特設されているだけあってFACTとマキシマムザホルモンの売り場はメチャクチャ並んでいた

しかし俺は全然欲しくないメチャ混んでいるFACTのグッズ売り場のゾーンに並んだ。間違えたわけでも狂ったわけでもない

長蛇の列のFACTのところで並んで待っていると、天パめがねがやってきた

天パめがね「何買ったの?」

俺「リンプのタオル・・PTPなかった。マリンスタジアムのほうだわ。

天パめがね「マジか。てかFACT並んでいるの?

俺「うん。だってお前FACTのTシャツ欲しいって言ってたでしょ。めちゃ並んでるから早めに並んでおこうと。サイズどれにする?」

天パめがね「マジか!!ありがとう!!サイズはMだな!」

俺「うん。分かった。それじゃさ・・・PTPグッズ、ゲットしてきてくんない?(=マリンスタジアム行ってこい)」

天パめがね「おう!分かった!何が欲しい?」

  ※今にして思えば、天パめがねもなんでだよって思ってた気がする。並ぶの交代すればいい話だし・・・。なんか書きながら思い出してきたけど、マリンスタジアム行くのめんどくさい、迷子が怖いから行って来てって正直に頼んだような気も・・・でもとりあえずFACTのところに恩着せがましく並んだことはまぁ間違いないので 

俺「タオルとTシャツは絶対ほしい!出来ればステッカーとコインケースも!色とかサイズは任せた!ほんじゃ!(はよ行けや)」

天パめがね「おう!後で連絡するわ!」

計画通り

というわけでFACTのTシャツを無事購入。

天パめがねもPTPのタオル、Tシャツ、ステッカー、赤のコインケース( ←めちゃ気に入っていたのに後にバイト先に行く途中で落とした。帰り道探したけどなかった。一円玉がいっぱい入っていたから誰かが拾ってもって言ったに違いない・・・許せん・・・・ )をゲットしてくれていた( 色選びも完璧だった。でもTシャツのサイズはMじゃなくてLがよかった。でもまぁ良しとする。よくやった、天パめがね 

とりあえず目的の一つのPTPグッズゲットは大成功。フェスの雰囲気もあってクソ楽しいモード

さて次は初ライブ参戦

とりあえず今日はここまで、つづく・・・



天パめがね様がゲットしてくれたタオル↓
























りんぷびずきっとのタオルください・・・・のやつ(画像中央、下はWAGDUG FUTURISTIC UNITYというバンド。言っておくが、どちらのバンドも興味ないです。ほとんど聴きません。でもタオルはかっこいくて好き)↓


[自分語り] Pay money To my Pain ( PTP ) というバンド③ おしまい