2014年3月20日木曜日

山口進さんという昆虫写真家 [虫と俺]


私は少年のころ虫が大好きだった。
特にクワガタが大好きだった

虫図鑑もたくさん持っていた

その中で、もともと好きだったクワガタをさらにクワガタ好きにさせた本がある

それがこれ



一見普通の虫図鑑

私は父から様々な虫図鑑を買ってもらったが、これは中身の完成度という点で一線を画す

私が持っていた他の虫図鑑は虫の標本の写真とその虫の名前が種類やらの分類ごとにわけられページいっぱいに羅列されてるものばかりだった

虫の標本の写真は大抵縮小されたもの

しかしお気に入りのクワガタムシ図鑑はそんなものではない










画像のように、クワガタ一種類ごとに原寸大の大きさの標本写真が並べられ詳しい解説がついている
今見てもレイアウトとかすごくいいし、見やすくて、ものすごくよくできていると関心する

当然これだけではない


クワガタが自然の中で生きている写真がたくさん載っており、また生態の解説が詳しく、わかりやすく書かれている

さらにこれだけではない


クワガタムシの撮影旅行記なるものがあるのだ

実際にクワガタの観察、撮影の記録が子供でも読める文章で書かれている
私が少年時代、家で読んだ文章はこれとローワンシリーズだけだ

ノコギリクワガタはこんな感じでいっぱいいた、小笠原諸島での撮影は難しかった(保護地域のため個人の撮影許可が下りなかったらしい)タテヅノマルバネクワガタ(沖縄のクワガタ)の撮影はハブが怖いなどといった内容が臨場感いっぱいで書かれている

特に少年の私が興奮して読んだのはオオクワガタの撮影記録

オオクワガタの自然界における生活やどんなところに潜んでいるのかが、ものすごく詳しく載っている

これを読んだ少年の私は大人になったらオオクワガタを採りに行こうと思っていた
そう思わせるくらい、自然のオオクワガタのことが詳しく書かれていた

とにかく、この本はとても素晴らしいのです
私の駄文のせいで理解できないのであれば貸して差し上げましょう

すばらしいので今でも手元にとってあり、少年のようなクワガタへの情熱が失われた今でもたまに眺めたり読んだりしてます

最近、読んでいるうちに誰がこの図鑑を作ったのか気になった

ので調べてみた

山口進さん という人らしい

しらべてみると、あのジャポニカ学習帳の表紙の虫や花の写真はこの方が30年間にわたって一人で撮り続けているそうだ

ほかにもNHKのダーウィンが来たなどの企画撮影をして、世界中を飛び回りながら、飛び回る虫や花などを撮っているそうだ

つまり昆虫写真家の超大御所なのではなかろうか

ほかにも多数書籍を出していたので一つ買ってみた


米が育てたオオクワガタというのを買ってみた
表紙の写真が最高だ

文字も少なく200ページ程度で小学生でも読めるよう配慮されているが、内容が結構ヘビーだった

そもそも雑木林とはなんなのか、日本の森ってどうやってきたのか、人々と自然のかかわり方の変化やオオクワガタに降りかかった悲劇が書かれている

”オオクワガタに降りかかった悲劇”に関しての内容を少し書くと、1990年代をピークに起きたクワガタブーム、自然のオオクワガタは大きく数を減らし、それまでたくさんいたオオクワガタは姿を消していったそうです。山口進さんはこの本の中で、”私はそのブームを引き起こした原因の一人”と書いています

先述のクワガタムシ図鑑に山口さんがオオクワガタの詳しい生態を記したため、それを読んだ大人が乱獲してしまったそうです(それまではオオクワガタに関する生態を記したものはなかったそうだ)

つまり少年の私があの図鑑を読んで”よし、イケル。俺もオオクワガタとれる!”と思ったように、同じく図鑑を読んだ大人が同じ思いで雑木林へ行きオオクワガタを採っていったのだろう

私が読み始めたのは8~9歳で1999、2000年くらいだから、ちょうどオオクワガタが森から消えた頃だ(あのクワガタ図鑑の初版は1989年、つまり1990年くらいからオオクワガタの採り放題が始まったのだ)

だから大人になったら採りに行こうと思っていても無駄だったわけだ。少年の俺、スマンな

なにわともあれ、これまたとても良い本でしたのでオススメします。虫に興味ない人にも

ついでに私の虫ライフを語りたい

小学生低学年の時は虫博士だった
図鑑をよく見ていたし、虫を採って飼っては死なせていた

まさに虫博士(マッドサイエンティスト)

私の地元は都会ではないが、カブトムシ、クワガタがいるような雑木林は身近にないところだ

カブトムシ、クワガタは虫ランクのトップだったがおばあちゃんちでしか採れない

なので身近な虫アイドルカマキリだった

簡単に採れるし、見た目もかっこいいし、飼育も簡単。

バッタやコウロギ、イチモンジセセリを手づかみで捕まえ(今は触れないと思う)エサとして手からカマキリに与えていた
カマキリはカマで受け取りムシャムシャ食べる

オスとメスの見わけも簡単で、一緒に入れておけば卵を産んだ

クラスでカマキリを捕まえられるのは私とムトウ君くらいだった。
私とムトウ君はカマキリがどの辺の草むらにいるかなんとなく分かったので簡単に見つけられた

他の子がなぜ見つけられないのか不思議だったそもそも他の子が興味あったのかは定かではない

二人して海の近くの草むらで採っていたのを覚えている

小学校低学年の虫ライフは、大きな成虫を捕まえて(時にはホームセンターで買って)虫かごで飼うことだった

小学校高学年になると多少の変化が現れ、庭で見つけたカマキリの幼生を”育てた”。たしかハラビロカマキリだった
低学年のころは小さい幼生はかっこよくないし、すぐ死ぬから相手にしなかった

しかしちゃんと飼育して、羽が生えそろい成虫になるまで育て、自然に帰したことをよく覚えている

中学以降の虫ライフの記憶はほとんどない

例外として高校3年か大学1年くらいの夏に庭のプランターに居ついたオオカマキリを見守っていたのは覚えている
エサが豊富だったからか、プランター辺りにずっと居ついてた

でも秋頃に姿を消した

多分死んだのだろう

虫かごと違って死骸を見なくてすんだ

今現在は虫に触るのは好きではないし、飼いたくも買いたくもないが、自然で生きているのを見ているのは好きだ

ケータイの写真フォルダに2013年の夏のおばあちゃんちの写真があった
その中に虫の写真もあった(ケータイの電波が入らない田舎なので暇すぎて、うろついたついでに撮ったのを覚えている)

せっかくなので載せておく
私の最新の虫ライフ



虫以外も



山口進という昆虫写真家 [虫と俺] おしまい

  (・ω・ )かまきり拳法 
 νヽν | 
   < < 

 ヘ(・ω・ )あちょ! 
   ヽν | 
    < <




おまけ
少年の私が書いた記述、”うちのノコギリは6cm3mm”
まさに虫博士


3 件のコメント:

  1. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  2. はじめまして。
    shunと申します。

    私も山口進さんのクワガタムシの図鑑を小学生の頃に購入し、学校から帰ると近くの山にクワガタを取りに行くか、この図鑑を観るのが楽しみでした。

    高校生以降は釣りにはまりクワガタからは離れていたのですが、大人になって色々なことに疲れている時にふとあの時の少年のようなワクワクを思い出したくて、Amazonでこの図鑑を注文し、今届くのをワクワクしながら待っています。

    そんな時に、たまたま山口進さんのことを検索していたらこのブログをみつけました。

    ブログを拝見し、すごく共感しコメントさせていただきました。
    もしよろしければ、お返事よろしくお願いいたします。

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    1. コメントありがとうございます
      返事遅くなり申し訳ありません
      ご覧の通りブログを放置しておりましたが再開を考えのぞいてみたところ大変喜ばしいコメントがついており感激しております
      この記事はお礼とともに山口進さん本人にもメールで送り、ご返事もいただけました
      虫体験とは誠に素晴らしいものでおそらく永遠に自分の中で生き続けるものだと確信しております
      今年の夏、数十年ぶりにクワガタ探しでも使用かと考えております笑
      本当に素敵なコメント感謝します

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